真空管交換レポートVol.3 >>> VHT 2902 編 by G-SWING YOSUKE様真空管交換レポートVol.3 >>> VHT 2902 編 by G-SWING YOSUKE様
こんにちは、真空管専門店のヴィンテージサウンド代表の佐々木です。 第2回 バンド活動応援プロジェクトで真空管をご提供させていただいたG-SWINGのギタリストYOSUKE様より、真空管交換レポートをいただきましたので、ご紹介いたします。 【真空管交換前の基本データ】 また、YOSUKE様とは直接お電話にて、お話させていただき、希望サウンドを十分に伺った上で、適切なパワー管とプリ管を複数種類送らせていただきました。 G-SWING YOSUKE様の交換レポート以下、YOSUKE様の交換レポートです。 真空管交換によるサウンドレポート(G-SWING/YOSUKE) 使用している機材はVHTの2902というパワーアンプです。 交換以前はVHT純正パワー管Sovtek KT88を4本プリ管はSovtek 12AX7LPSを2本、Electro Harmonix 12AU7を2本搭載していました。 プリ管は交換したばかりでしたが、パワー管は購入以来、一度も交換していませんでした。
その時の音としては、すこし歪み気味で、パワー管ヘタリのせいか少しノイズが出ていました。 また音圧が低く、音抜けがあまり良くない。また温かみがあまりない音でした。 交換に際して目標としていた音は真空管アンプらしい太いサウンド、あまりドンシャリしない音でした。 ヴィンテージサウンドさんから推奨して頂いた真空管はTUNG-SOLとElectoro Harmonixのパワー管2種類、 TUNG-SOLのパワー管とEHのパワー管
−交換手順−
−交換後の音−
全ての組み合わせに大きな違いはあまりなく、この組み合わせが自分の耳には一番しっくりくるサウンドでした。 音としては、音の分離、粒立ちが非常によく、強く歪ませても潰れないサウンドでした。 他の組み合わせより少しハイが強いかな?と感じましたが気になるほどではなく、低音もしっかり抜けよく鳴ってくれています。 歪ませた状態でコードを弾いても1本1本の弦がしっかり鳴ってくれました。 またハイポジションでソロフレーズを弾いても太い音で、なめらかな音でした。 ここはプリ管のMullardがひと役買ってくれているのかなと思いました。 チョーキングをしても音が細くならず、しっかり太い音で鳴ってくれます。目標としていた音をしっかり捉えており、 この組み合わせは非常に満足しています!
−他の組み合わせについて−
全てに於いて言えるのが、音の分離がいいという事です。 パワー管TUNG-SOL、プリ管がTUNG-SOL、JJゴールドという組み合わせはとても音が太くなりました。 しかし、私の耳には少し太すぎる音でした。 パワー管をEHのKT88管にし、全てのパターンのプリ管を試しましたが先述した通り、あまり大きな違いが得られませんでした。 レポートは全て同ギター、同セッティングで行っています。 しかし、個人差があると思いますので参考程度でお願いします。
以上
最終的には、つぎのパワー管とプリ管をご提供させていただきました。 6550 TUNG-SOL 4本マッチ 中パワー 真空管PX22 【送料無料】37,000円 12AX7 Mullard 2本マッチ 中ゲイン 真空管PX12 【送料無料】15,400円 12AU7 CIFTE フランスヴィンテージ管 2本マッチ 24,000円
【G-SWING プロフィール】
2011.4.13 Good music ! (c) 2011 VINTAGE SOUND
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